外資が変える日本的経営: ジョージ オルコット, 平尾 光司, 宮本 光晴, 山内 麻理
日経にて紹介されていた。日産、中外製薬、新生銀行、匿名2社の外資系による変革を分析したとのこと。書評によると日本的経営はなかなか変わらないとのこと。「日本的経営は日本の制度、具体的には日本の文化、社会の価値観、日本人のものの考え方や意識に深く埋め込まれているためである。」とのこと。
外国人が経営層含めて過半数を超え、社内言語が英語になれば、社の文化、価値観も徐々にグローバル化していくのではと思うが、株主、トップが変わっただけでは、日本的業務プロセスからの変革は難しいと思う。どちらが良いというわけではないだろうが、グローバル社会で勝ち残るにはそれなりの変革が必要であると思う。それが日本的経営からの変化が良いのか、グローバル経営の導入が良いのかは検討が必要だろう。但し、日本的経営からの変革が良いとしても、自らの力では実行困難であるというのが現実かもしれない。
| 固定リンク
« 迷走するスマートグリッド―誰も書かなかった次世代インフラの本質: 山家 公雄 | トップページ | 『ザ・ゴール』著者 エリヤフ・ゴールドラット博士 特別寄稿 「多額の設備投資は不必要。急増する電子部品需要は本物ではない」|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 外資が変える日本的経営: ジョージ オルコット, 平尾 光司, 宮本 光晴, 山内 麻理(2010.10.11)
- 迷走するスマートグリッド―誰も書かなかった次世代インフラの本質: 山家 公雄(2010.10.11)
- ダイヤモンド社のiPhone・iPad電子書籍:ピーターの法則(2010.10.07)
- この国を出よ: 大前 研一, 柳井 正(2010.10.01)
- ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ 世界を変えてみたくなる留学: 池田 洋一郎(2010.09.21)
コメント