民主圧勝～フラット化とカーブ化からの 逆襲に備えよ | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

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民主党と自民党の違いはあまりないと思っているが、フラット化という説明がしっくりくる。つまり、選挙、世論受けすることをしているとどちらも同じようなことをせざるを得ず、似てくるということだ。民主党はこうだ、自民党はこうだという原理原則があり、それに基づいて国民の意思を反映するならまだしも、原理原則が不透明で、相手がこういうからこうだという発想では差別化ができないと思う。もちろん両方とも原理原則があるとは主張するだろうけど、要は票田に支配されているだけではないかとも思える。

結論としては、政権交代といえど官僚と次の選挙に支配されている限り、変えられることは限られているのではと思う。支配されている一因として、官僚と国民（メディア）の力が昔より強くなったのではないかとも思う。